「長野県で農業を始めるには」
長野県の農業の特徴は、
周囲を山に囲まれ、標高が高く冷涼な地域で、
寒冷地に向いている野菜や果樹が盛ん、ということです。
長野県と言えば、高原野菜です。
特にレタス・白菜の栽培が有名で、暑さに弱いため
夏から秋にかけて他見の出荷がない時期に長野産が出回ります。
内陸性気候のため、昼夜や夏冬の気温差が大きいです。
それを活かして、時期をずらして栽培できる野菜・果物が
関東へ出荷されています。
では、なぜ長野県の高原野菜が有名なのでしょうか?
標高が高く冷涼なため寒暖差を利用して、味の深い野菜が作れる、大消費地に近い。
など理由が考えられますが、一番大きいのは
「端境期に出荷できる」ということです。
商品(農作物)が少ない時期に、収穫・出荷できるというのは
農家にとって大変嬉しいことなのです。
逆に、豊作でも値段が低いと、利益が少なかったり
逆に収穫すればするほどコストがかかって、損をすることもあります。
豊作貧乏という言葉があるとおです。
端境期に出荷できるという点では、同じく寒冷地である、北海道もそうです。
本州では冬にできるものが、北海道や長野県ではもう少し暖かい時期に成育します。
北海道では、冬が厳しすぎて栽培が全くできない・輸送距離がある、
という条件がありますが、長野県では、それに比べて有利です。
長野県も、就農相談・新規就農研修の制度があります。
長野県での新規就農をお考えでしたら、
こちらが相談窓口になります。
長野県新規就農情報
(ホームページ)http://www.pref.nagano.lg.jp/noson/sangyo/nogyo/shinki/nogyo/