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兼業農家になるには?

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農業への逃避

「いつも残業、サラリーマンは嫌だ」

「同じ会社に通って、同じ生活が続くのを、辞めたい・・・」

朝の通勤ラッシュ、会社でのデスクワーク・会議、遅くまでの残業、もうクタクタ。

そのように嘆いて、違う職業を転々としたり、農業を目指して地方へ行く人がいます。

「田舎へ行って、人混みを避けて、畑の中で太陽の下、汗を流す仕事をしたい」

「自然の中で、作物の生長に合わせた生活がしたい」

そんなことを考えることって、ありませんか?

このブログでは新規就農に関しての記事を書いていますので、

農業を始めたい方に読まれています。

または、都会での会社の従業員やパート・アルバイトから、

地方へ行ってみよう、という方もいらっしゃるようです。

 

農業収入の不安

ただ、地方へ行くには、不安があります。

家族の承諾が得られるか、地縁もなく、生活が出来るのか。

そもそも、農業を始めても収入はキチンと得られるのか。

農業一本で生活していけるか。

・・・と考えると農業という選択肢はナシか。

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でも、農作業はしたい、自給自足で食べるものはなるべく自分で作りたい。

農作物を作って、多く作ることができたら、その分は販売して現金化できれば。

もし、そうならば農業収入だけに頼らない生活・生き方はどうでしょうか?

現金収入を農業ではなく、その土地でできること、得意分野で。

農業もしながら、他にしたい仕事、又はカフェなど。

いわゆる兼業農家、という形で農業以外での生活収入を得るという選択肢もあります。

 

都市部とは違った生活スタイル

地方、田舎での生活は、都市部とかなり違ってきます。

地方へ移住する方の考え方は、サラリーマンをしていた時に違和感を持っていたり、

収入が少なくても浪費や無駄をなくて

昔ながらの少ない生活費でやっていきたい、というものが多いです。

 

街暮らしに比べて、山や島で、デパートや繁華街のない地域に住むと

レジャーやオシャレに浪費することも減り、

買い物が不自由になると、不要なものを買わなくなっていくようです。

逆に、旬のもの、山菜を取ったり、釣りをして、手作りの料理をしたり、出費の少ない日常生活です。

私のいる中山間地も、海まで遠いのですが、周囲の地元の方には

なぜか、釣り好きがとても多いです。

 

オフィスビルや住宅に囲まれた場所とは違って、田園、森林、海が広がっている場所での生活。

交通事情や買い物、病院、育児での不便さはあっても

人混みや騒音が少ないという快適さもあるでしょう。

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「半農半Xという生き方」

 10年以上前になりますが、「半農半Xという生き方」と言う本が出ました。

ここから、農業という職業を始める、という以外に、

農業に携わりながら他に仕事を持つ、という考えが広まったのではないでしょうか。

 

このように、地方で半農半Xとして生活したい方向けの

地方移住を支援する自治体もあります。

島根県の半農半Xでの支援です。

こちらは、「農業」 + 「介護」or「保育」or「蔵人」or「看護」となっています。

農業研修や定住事業ということで、助成金も受けられます。

介護や看護などの職場の紹介が含まれています。

条件はありますが、

年齢は65歳未満
農業所得も一定以上
5年以上農業に従事すること

、などがあります。

詳しくは・・・

(ホームページ) http://www.pref.shimane.lg.jp/industry/norin/nougyo/ninaite/shinkishuno/

 

農業は始めるよりも、続けることが難しいんです

今の仕事を辞めて農業を始めるのは
人生が変わる大決断です。
しかし、農業を続けていくことの方が実は難しいです。

農業を始めてしまって生活に困窮している人はもちろん
いずれ農業をしたい人や、農的暮らしに憧れがある人は
今のままでは既存の農家さんにはかなわないでしょう。

長く営農している農家さんは、
栽培ノウハウや農業機械や資材を持っています。
今から農業を始める人が、若くても意欲があっても簡単には敵いません。
しかし、野菜販売のネットショップを扱えることは
ベテラン農家が持っていない武器を持つことになります。


よく「農業は儲からない」と言われるじゃないですか。
それは、農産物の単価が低いからです。
直売所に並べたら他と同じような野菜になってしまいます。
ベテラン農家と同じ場所で売れば勝ち目はありません。

でも、「これだけ思いを込めて作りました!」という気持ちを
直売所ではなくネット上に持っていくとどうでしょうか。
そこにはベテラン農家の野菜はないでしょう。

新規就農者にとってはネット販売は
既存農家に勝てる数少ない場所です。

ネットショップを作ることは
今では簡単になりました。
かつてはホームページ作成業者に数十万円とかの経費を掛けて作るものでしたが、
今では作るだけなら無料でも出来ます。

そして、ネットショップを用意することで、
私のように直売所やイベント販売でアピールして
ネットでも購入して頂くリピーターもいます。


初めての方であれば難しいと想像するでしょう。
しかし、ネットショップのホームページだけなら
3つの項目を入力するだけでできます。

詳しくは、私のブログのこちらのページで書いています。

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ネット販売のためのPDFファイルメールマガジンもご用意しています。
お気軽にお読みください。

既存の農家さんも、ポツポツと始めつつありますので
早く知って取り組んで欲しいのです。

カテゴリー別

Comment

  1. 窪田征司 より:

    現在のお住まいでの兼業農業への参入にも「通いの農業」の選択肢が参入者を増やします。ましてや地方への移住による兼業農業への参入は幼少の子弟をもつ家族には至近市街地定住による「通いの農業」の選択肢が欠かせません。兼業農業への指向者を増やし、地方へ呼び込むには空き家の斡旋より「就農しやすく、新規参入しやすい手段の提供」の多様化に加え、「通いでもできる農業業態」の開発が地方自治体に求められます。

  2. 窪田征司 より:

    国は経営開始型農業次世代人材投資事業に関し非農家出身者を農家出身と同一視していますが、非農家出身者にも農家出身者同等の農業継承による参入手段の提供を行うべきです。それは農業譲渡による参入手段の提供です。わかりやすく言えば悪しき印象の「稲の青田売り」ではなく、「稲作の青田売り」です。田植え後の譲渡承継による新規参入手段の提供があってもよいのではありませんか。譲渡承継手段の提供により稲作に於いても収穫後の限られた時期での参入に止めることなく、新規参入者側の選択で年間を通し参入したい時期に何時でも参入できるようにすべきです。それには先代に当たる「つなぎの事業者」のあてがいをすればよいことです。先代からの後継者との違いは参入時に上物農業譲受資金の手当てが必要なことだけです。農地の斡旋からの旧来からの新規参入支援制度に拘っていてはなりません。既存制度からの脱却による参入手段の多様化が今、求められているように思います。

    • kimura より:

      その事業に関してはよく知りませんが、代々の農家以外での農業参入者が始めやすいようにするべきだ、というお考えでしょうか?
      農業のなり手が少ないだけに参入のしやすさは必要かと思います。
      ただ、気軽に始められるようになるとそれだけ簡単に辞めて行きそうでもあります。ましてや企業参入となれば、長期の事業よりも目先の利益のために将来の営農にとって田畑のダメージがあったり不安定な作物流通など起こりえることが心配になります。

      • 窪田征司 より:

        kimura様へ:「新規参入者を増やす」ことと「地主の地代収入の安定を計る」ことはそれぞれの課題として捉えたい。先代のない新規参入者を増やすには「参入しやすく、撤退しやすい手段の提供」、「撤退しやすいから参入しやすく、再挑戦もしやすい就農制度」の採用による参入手段の多様化が必要ではないかとの考えです。地代は参入者が増えれば増えるほど安定し、次の担い手も見つけやすくなります。農地バンクやJA子会社等「つなぎの事業者」による転貸・管理事業もしやすくなるように思います。

  3. 窪田征司 より:

    ネット販売への誘致は販売業者の競争激化を招くのではないかと懸念しています。従って逸品で多様化農産品の専用仕入れルートの確立が同時に必要ではないかと思う。ネットに疎い高齢化農家の開発には庭先集荷が手っ取り早いと考えます。地域の中山間地小規模高齢化農家なら山菜・野生花木や、高冷地野菜等少量でも多品目な農産品の生産ができ、将来の市場競争に打ち克つことができるのではないかと思う。

    • kimura より:

      ネット販売が出てきて、農産物の販売競争が激しくなることはあるでしょう。
      販売者が生産者と契約して独占的に買い取るという方法であれば、生産者にとってはメリットかと思います。
      逆に小規模農家になれば、道の駅やスーパーでの産直市に出荷できるというメリットがあります。
      販路が多くなって競争激化と同時に、販売ルートの多様化で規模の大小にかかわらず生き残りはできるのではないでしょうか?
      ただ、中山間地や僻地、離島など栽培条件や輸送で不利な地域はどうしても廃れる可能性が高いと思います。
      また、機械化や大規模化と言っても高齢者や新規参入者にはハードルが高く、課題でしょうね。

      • 窪田征司 より:

        kimura様へ:本欄の脱サラ兼業就農農家を戒めたものです。ネット商品には地域特産品に加え、通常市場にはない農産品生産能力が欠かせないように思います。今、「農業に携わりながら収入補填のために他の仕事を持つ」から「農外の仕事を持ちながら兼業副業として新規就農する」方が増えているように思われます。営農集落は既存高齢化農家のサポートとなる兼業での新規参入は積極的且つ快く受け入れたい。

        • kimura より:

          そうですね。本業の傍らに農業もしてくれる、手伝ってくれる人が農村に入ってくれる方が、地域にとってもメリットがあり、参入者も生計を立てやすいかもしれません。

  4. 窪田征司 より:

    中山間地の再生には現在兼業農家への農業継続支援サポートが肝要です。サポート体制の整備により兼業農家の次世代への農業継承もしやすくなる。兼業農業は平時の随時作業は可能でも作業が集中する収穫や収穫に伴う選果・出荷等共同作業への参画ができない。家族の協力には限界があり、作付面積の拡大化への足かせになる。従って「生産と販売の分離」による生産特化、「栽培と収穫・選果・出荷の分離」による栽培管理作業への特化ができる経営環境への支援やサポートが欠かせない。一部露地野菜や果樹花木園経営への採取・収穫へのJA子会社等による作業受託や農産品の買取再販によるサポート体制の構築が求められる。支援やサポートで中山間地兼業農家の継承により、将来、何れかの世代による主業(専業)農家への転換も期待できる。

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