街(都会)でサラリーマン生活するのと、田舎(地方)で農業生活するのとを比較してみます。
街だと、家賃・光熱費・交通費・食費・遊興費・教育費などがかかります。
特徴としては、街の方が家賃が高いでしょう。公共交通機関のみだと交通費は安くなります。
逆に田舎では、家賃は低く、自家用車は必須なので交通費が多くなります。
さて、生活費ですが、農家となれば自営業です。
※ここで、「収入=売上ー経費」という計算式は覚えておいてください。
生活と仕事が密接なので、他の自営業と違ってくるところがありますが
仕事で使う分は経費とみなせます。
作業服・長靴・合羽・帽子などの衣類は作業用衣料費
また、農業に関する書籍や新聞・観光分を含まない視察は研修費
仕事で使う切手や電話代は通信費
農業関係でのお付き合いは接待交際費
仕事で使う車両・倉庫などの家屋の修理は修繕費
仕事で使った分の電気代・ガソリン代・重油灯油代・水道料は動力光熱費
という具合です。
サラリーマンであれば、通勤手当や制服貸与、出張費の支給、携帯電話貸与などに相当します。
自営業では、いろいろ経費で落とすことができる、と言われますが
サラリーマンは、その経費分を会社に負担してもらっている形です。
自営業では、自分で売上や経費を作って計算しなければなりません。
このように、街でのサラリーマン生活と比べると
田舎で農業をするのは、ある程度を経費の部分があり売上から差し引くことで
生活費が抑えられる可能性があります。