無農薬・有機肥料で野菜を作りたい。
そうお考えになって、有機農業で農業を始めようとする方は
たくさんいらっしゃるようです。
私もその一人です。
(農薬の知識は全くありません・・・)
有機栽培をすることは、まず栽培技術が必要です。
有機農業をしている、農業法人や農家での研修は必要でしょう。
逆に、新規就農相談センターや農業普及指導センターなどでは
慣行農法で指導しますから、期待しない方がいいと思います。
そして、研修後に就農してからも課題はあります。
有機農業で栽培した野菜を有機野菜として
堂々と販売するには、誰でもして言い訳ではないのです。
・有機JAS認証
農水大臣によって登録認定機関に申請し調査を受けて
ようやく有機野菜という文字を使うことができます。
これを、有機JAS認証といいます。
有機JAS認証には、ハードルや費用の問題で
小規模の農家は積極的に取得していないようです。
また、この有機JAS認証では使用できる農薬があります。
ですので、本当に無農薬で栽培したいという方には
抵抗が少なくないともいえます。
少量生産で個人宅配などの場合は、人づてや口コミで
顧客に直接説明して販売先を増やしていく考えもありますね。
認証を受けて、有機栽培で大量生産し、有機農産物として
付加価値を付けて販売する規模の大きい農業法人もあります。
それぞれの農業スタイルがありますので、どうするか
研修や見学で勉強してみましょう。