地域社会とのお付き合い

街外れの田舎の集落・地区では、
その地域での慣習や行事がたくさんあります。
アパートやマンション、借家などはほとんどなく、
地元住民以外は空き家に入るか、自力で住宅を建てるか、
という地域です。
ですので、その地域以外(もちろん市町村内の別の地域)
からの移住者となると、
完全によそ者です。
新年会・忘年会、町民運動会、集会、寺社の行事、文化祭、
役の会合、清掃、消防団など、またその準備。
若い現役世代が少なければ、重宝されますが、
その分さまざまな活動で期待されます。
地域とのお付き合いは大切ですが、
そのために農作業などを疎かにして
作物を駄目にしたり出荷時期を逃したり、
そのようなチャンスを逃さないようにしなければなりません。
地域の人々の期待を背負いますが、
付き合える範囲と、どうしても外せない作業はキチンと判断して、
地域住民の方々に生活や仕事を理解してもらう必要もあるでしょう。
逆に余裕があるときには、積極的に地域に貢献できることをしていけば、
面倒をよく見てくれる方や声を掛けてくれる方も徐々に出てきて、
住みやすい場所になっていくと思います。
今まで外からの移住者の有り無しで、
その地域の受け入れ方も変わってきます。
移住先のメドが立ったなら、移住する前から地域の方々と交流して、
活動にも顔を出して、どのような人たちが住んでいるのか、
よく会話して探ってみるといいでしょう。
私の反省点として、とても重要だと思います。
場合によっては、この地で長く農業と生活をするのはどうだろうかと、
不安に思う時は、相談できる人がいるかどうかも判断材料ですし、
他の地域を再検討することも考えられます。
最初は広範囲に候補地を検討して、徐々に絞っていき
数か所でよくよく比較してみるといいでしょう。
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